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Minami’s クラブ

*日本のキレるお母さん編*

2つのストーリーを紹介しますので
自分が当事者になったつもりで読んでみてください。

両方とも日本のとある場所で実際に起こった話ですが
人物像、背景など多少変えてあります。

(ちなみに2つのストーリーは全く違う親子で
私の妹の経験談ではありません)






*ケース1(殴れと言われても・・・)*


ある日B子さんは学校から1本の電話をもらいました。

「御宅の息子さんT君が同じクラスの女の子Y子ちゃんの髪を
ひっぱってしまって、Y子ちゃんのお母さんがひどく
怒っていらっしゃいます。
できれば謝りに行っていただきたいのですが。。。」


B子さんは「わかりました」

と電話を切り、まず息子T君にどうしてY子ちゃんの
髪の毛をひっぱってしまったのか
理由を聞きました。

T君の話だと、学校でY子ちゃんに言われたくない事を
何度も言われて、他の女の子と馬鹿にしたからだそうです。
口では勝てないのでカーッとなって「やめろ=!」と
Y子ちゃんの髪の毛をひっぱってしまったとか・・・

お母さんは
「いくら女の子にいろいろ言われようと
髪の毛をひっぱるというのはよくないよ。
口があるんだからちゃんと『やめて』って言えたよね。
ママと一緒に謝りにいこう」

とB子さんはT君を連れてY子ちゃん宅に行ったのでした。


Y子ちゃん宅につくと待っていたとばかりに
Y子ちゃんのお母さんが仁王立ちで玄関に立っていて

B子さんとT君が一生懸命謝っても
「許せない」

と相当お冠でした。


「どうしたら許してもらえますか?」

B子さんが尋ねると

「うちの娘にしたことを同じことをTくんにしてほしい」

とお母さんは言いました。

「わかりました」と

B子さんはT君の髪の毛をぎゅっとひっぱりました。


「これでいいですか?」

B子さんが尋ねると


「まだ足りない。そんなんじゃ許せない。

顔を叩いてほしい。」


Y子ちゃんのお母さんは言いました。


B子さんは「わかりました」と

息子T君の顔をピシャリと叩きました。

T君は思わずうわ~っと泣いてしまいました。。


「これでよろしいですか?」


B子さんが聞くと、

「全然足りない。そんなんじゃ気持ちが治まらない。

T君をボコボコに殴ってほしい」



とY子ちゃんのお母さんは平然と言いました。


「殴ってほしいといわれても・・・・」


B子さんはしばらく考えたのち



「すみません。これ以上私にはできませんので

どうか『髪の毛を引っ張られた』と

警察に被害届けを出していただけませんか?」


そういってT君を連れてY子ちゃん宅を後にしたのでした。。。。




あなたがB子さんだったらどうしていましたか????








* ケース2(電話がないことに腹を立てる人)*




小学校2年生のSちゃん・KちゃんJちゃんは仲良く3人で
学校から帰ります。

ある日Sちゃんが
「今日私600円持っているのよ!
学校帰りに100円ショップへ寄ってお菓子買って帰ろうよ!」

と言いました。

KちゃんJちゃんは「うわ~い」と喜び
3人で100円ショップへ行き、1人2つづつお菓子を買いました。

(消費税還元のお店でした)

学校帰りに買ったお菓子を食べ、何事もなかったように3人は
家に帰ります・・・・



その日の夕方6時すぎ、

Jちゃん宅に、Kちゃんママから1本の電話が入りました。

「今日うちのKとJちゃんがSちゃんにお菓子を買ってもらったそうなんですがご存知でしたか?」


Jちゃんママは何も知らなかったので
すぐにJちゃんに聞きました。

するとKちゃんママ

「さっきSちゃんママから電話があって、どうもSちゃん勝手に
家から600円持ち出してしまったそうなんです!

私は先ほど電話口で謝りましたが
いちおうJちゃんのママにも伝えておこうと思って・・・・」


と言いました。


Jちゃんママ。Sちゃんの家の電話番号を知りません。
Kちゃんとは同じクラスだけどSちゃんは違うクラスだったんです。

でもKちゃんとSちゃんは1年生のときに同じクラスだったし
いつもお互いの家を行き来して遊んでいるので
お互いの電話番号を知っていたのでした。



Sちゃん宅の電話番号をKちゃんママから聞くべきか・・・・


Jちゃんママは悩みました。


夕食時の忙しい時間帯だと思ったJちゃんママは

丁寧なお手紙と、封筒に200円を入れて

「明日これをSちゃんに渡すのよ」

とJちゃんに言いました。



お手紙を書いて1時間後・・・・


またKちゃんママから電話がかかってきました。


「Sちゃんからたった今電話があってね。

Jちゃんママから電話がないってお母さんがすごい怒っている

らしいんですよ。電話番号をお教えしますので

すみませんがかけてみていただけませんか?」



JちゃんママはすぐにSちゃん宅に電話をしました。


電話に出たSちゃんママ・・・


「ちょっとさ~電話かけくるの遅すぎなんじゃない?

こっちはいつ電話かかってくるかってさっきから

ずっと電話待ってるのにさ~いったい何様のつもりなのよ!」



と最初からキレていました。



「すみません。夜分遅いかと思いまして

手紙を書いて、明日お金を返そうと思っていたところなんです。」

とJちゃんママは平謝りしました。


するとさらに激怒したSちゃんママ。

電話口で怒鳴りはじめました。

「手紙書いて謝りゃいいってもんじゃないでしょう?

お金返せばそれで終わりなわけ?

いったいどういう教育してんのよ。人のお金でお菓子買わせたあげくに

お礼も、謝罪もないなんて非常識すぎるよ!

今から家まで謝りにきなさいよ!」



Jちゃんママそれでも逆キレせず

「本当にすみませんでした。Sちゃんにお菓子を買ってもらったなんて
全然知らなかったもので、ご連絡が遅くなってしまって・・・」

と落ち着いて話をしました。


すると「ふざけんなよ。みんなに言いふらしてやるからな。

あんまり人のことなめてんじゃねーぞ!」


と受話器をそばにいたSちゃんに渡し

「もうこの女と話したくねーから、オマエが話せ」と言ったのです。


電話口に出たSちゃん。今にも泣きそうな声で


「Jちゃんママごめんなさい。私のせいで迷惑かけちゃって・・」


と言ったので、Jちゃんママは


「ううん。いいよ。Sちゃんのせいじゃないからね。
気にしないでね」

とやさしい言葉をかけてあげました。


「もう一度ママにかわってくれる?」


そうJちゃんママが言うとSちゃんが

「ママ~Jちゃんママが代わってほしいんだって」


と言いました。すると受話器の遠くの方で


「もうその女のと話すことなんかないから切っちゃって!」


と叫んでいたそうです。


その後、Sちゃんのお母さんはあちこちに電話をしまくって

Jちゃんのママから電話がかかってこなかったことを

言いふらしていたそうです。





Sちゃんはとってもいい子なんだけど。。。


お母さんがこんな感じだと付き合い方と考えてしまいません?




あなたがもしJちゃんママだったらどうしていましたか????






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